北海道の事を知らなすぎる私ですが、歴史的な話を一つ知っています。
「三毛別羆事件」(サンケベツヒグマジケン)
なんでまたこんな恐ろしい話を…
というのがですね、私が昔 愛読していた『珍日本紀行 東日本編』に珍スポットとして、苫前町郷土資料館と三毛別羆事件復元現地が紹介されていたんです。
この本の文章には、あまり細かくは書かれていなかったのですが、“日本獣害史上最大”という所と、大正時代の開拓民の生活 という所が気になって調べてみたのです。
ウィキペディアには、わかりやすい詳細が書かれていますが、むしろ、知るんじゃなかった…と思うくらい、恐ろしい話です。
でも、これも歴史的には貴重な実話なのですよね。
大正時代に、北海道では こんな危険を承知で人々は開拓していたのか?と思うと、時代の重みをズッシリと感じます。
それで、その苫前町郷土資料館と三毛別羆事件復元現地が、札幌から真っ直ぐ北上するオロロンラインの近くにあるので、これは行かなければ!と思ったんです。
でも私のオロロンライン通過予定日が、ちょうど資料館の定休日…。涙
体重500キロのヒグマ 北海太郎(三毛別羆事件とは無関係)の剥製が、是非見てみたかった…のに。
復元現地は いつでも見られる所だけど、オロロンラインから外れて 43分進んだ山奥…往復に時間がかかりすぎる。
しかも無人…いくら私が林道好きでも、ここは怖すぎる。実話を読んだ後に行けないYO!
ちなみに、ヒグマの生息地の範囲を調べたら、
北海道 ほぼ全域!!
あああ、くわばらくわばら…
ここがダメとなると、他の珍スポを探そうとしている…
ひねくれているので、当たり前の観光地に真っ直ぐ行こうとしていない。
…いや、結局行くんだけどもね!w
というかね、この『珍日本紀行 東日本編』の本が古くて(2000年第一刷発行)、もうここに載ってる珍スポットが存在しない確率がかなり高いんじゃないかな、と思う。現在もあるかどうか怪しそうな所ばかり…珍スポットなだけにネ。
北海道秘宝館も消えた。という情報。
youは何しに北海道へ?汗