5/26(日)
朝、明るくなるにつれて鳥達の鳴き声が騒がしく。ここはいろんな鳥がたくさんいるみたい。
中でも、カッコーしつこい。w
テントは15組以上あったかな。
5時ごろに目が覚めましたが、結局キャンプ場を出発したのは8時。(のんびりし過ぎた)
今回の「千本高原キャンプ場」は、無料で綺麗で広くて良かったです。
隣が奴らでなかったら…の話でしたが。(ノД`)
気分を取り直して。
涼しい山道を走り、今日の目的地「中津明神山」へ。
仁淀川沿いの439号線から山に入り、9時頃「中津渓谷入口」を通過、またまた細い山道へ。
9時半頃にようやく「吾川スカイパーク」に到着。朝早くからパラグライダーを楽しんでる方がいらっしゃいました。
ここから山頂までの道が地図に載ってません。
スマホでグーグルマップの航空写真を見ながら山頂への道を確認していると、目の前にキジがお散歩してました。
逃げないキジも珍しいなぁ〜と眺めていると、だんだんこっちに近づいて来ました。
人馴れしているのか、こちらの様子を見ながらじわじわと近づいてきて、ついに私の足元まで来てブーツをコツコツと突っつき始めました。
注意:音が出ます。↓
ブーツの上からは良いんだけど、ジーンズの上からだと結構痛いんだよね。w
可愛いなぁ〜可愛いなぁ〜食べちゃうぞ〜。(食べたことありますが…)
本当にこの子は可愛かったですょ。
いい加減に山頂へ行かなくちゃ〜と思ってカブをゆっくり走らせたら、後ろから走って追いかけて来てんのょ!
はぁぁーかわえー!!!
20メートルくらい一生懸命走って追いかけて来て、途中で諦めてました。www
時間も押してるので、本気で山頂へ向かいます。w
と言っても20分くらいかかったかな?
狭くてつづれおりの道な上、結構な傾斜でなかなかカブちゃんのパワーが出ず2速でトロトロと…荷物も重かったかな。
山頂までアスファルトの道だったんですが、舗装が剥がれてる箇所が多くてぼっこぼこでした。汗
車だとかなりキツイです。狭いし、離合出来る場所がほとんど無いと思います。
上がりですれ違ったのは、バンが1台(よく行ったな!?)オフロードバイクが3台だったかな。
あの道では、普通の人はちょっと躊躇するわな。
だが!途中ですごい人とすれ違ったょ。
なんと、「どう見てもそれ、パラグライダーだよね?」という様な大きな包みを肩に背負って歩いて山頂へ向かう男性が一人!!
確か、スカイパークから上がる分岐に「第4テイクオフ 6.0km」とは書いてあったけど…まさか…
↓スカイパーク上の分岐の案内板にはこう書いてあった。
「明神山頂 標高1,541m ここより 約6,5㎞ →」
「第3テイクオフ 3,5㎞ 第4テイクオフ 6,0㎞ →」
「← 橘山国有林 蕗谷線」
荷物を乗せてあげようか考えたけど、自分も余裕がなかったのでスルーしてしまいました。すまん、自力で行ってくれ。
ていうか、なぜ誰かに車で送ってもらわないの?と疑問に思ったり。
そんな事を気にしながら頂上に着いちゃいました。
日本無線協会の無線中継所がありました。
やばーい、すごいとこ来ちゃった。
(がんちゃんさん、お勧めしてくれて本当にありがとう!!)
想像以上に素晴らしかった!!
↓この尾根づたいのダート、凄すぎます!(あの辺りに第4テイクオフがあるらしい…)
行き止まりはどんな場所なんだろうか?
↑このダートの入口は、↓こんな感じ。
さすがに私は行きませんでしたがね。おばさんは後遺症が怖いからね。
山頂には鳥居や祠があったよ。
標高1,541m、眺望は360度、山頂までバイクで行ける、ほとんど無人、もう最高で感動ですよ。
テンション上がりすぎて自撮りするおばはん。
ただ、この山頂には小さなハエやハチがブンブンワンワン。
天敵の小鳥がいないからなのかな?
山頂から下ろうとしたら、ちょっと下の所で例の超人がもう来てた!早っ!!!
すごい体力ですな…。しかもこれから飛ぶんでしょ…?
飛ぶとこ見たかったかも…
上がりには時間がかかりましたが、下りの早いこと。名残惜しかったです。
麓にあった「中津渓谷公園入口」でトイレに行ったり売店を覗いたり。
この仁淀地域の郷土料理「いりもち」(よもぎの生地の餡子が入った平べったく焼いたお饅頭)や、サツマイモのフリッターの様なおやつが売ってありました。
観光客が結構いらっしゃいました。
5分ほど走り、「ドライブイン引地橋」で昼食。
あめご(広島では“あまご”と言う)の焼き魚と、おでんを3本頂きました。合計800円とちょいと高め。かな。
…この辺りで帰路に向かうべきでしたが…
すぐ近くの久喜沈下橋へ、ちょっと寄り道。
メイン道路から高低差があるので気がつく人がいないのか、誰もいない…。
仁淀ブルーに取り憑かれた私は更に20分くらい走り安居渓谷へ。(時間を無視している…)
#仁淀ブルー #安居渓谷 #ほうらいばし #高知県 #安居川 #仁淀川上流 #カブキャンツー
やっぱり山は良いねぇ。心が洗われるよ。
おばはんのドス黒い魂を洗い流してくれ…
↑「昇龍の滝」
帰り道は、行きとは別の林道から帰りました。誰もいなかったけど。
誰もいなかったからか、右からアナグマが飛び出して来てびっくりしました。
意外と走るのが遅い…10メートルくらい追いかけちゃったわ。w
お尻が丸くて可愛かったです!
帰りにもレトロな木製の橋からの仁淀ブルー。(はよ帰れ…)
のんびりしすぎてしまったけど、今更焦ってももう遅い。
道の駅で休みながら、無理なく地道に帰りました。
いや、正直疲れには無理が出てたな。
帰り道がしんどかった。
夜遅く自宅に着いて目眩がしたので、晩御飯も食べずにお風呂だけ入って寝ました。
今回、非常〜にゆっくりし過ぎてしまいましたが、やり残した事が一つあります。
ソフトクリームを食べてない!!(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
食べそびれてしまったというか、間に合わなかったというか、時間に余裕が無かったー。うわーん!
今回のキャンツーで良かった点は、費用が少なく済んだこと、それから行きたかった場所が予想以上に良かったこと。
あと、動物にふれあえたこと。(北海道に負けてなかったぞ。)
反省点は、四国山脈の魅力に取り憑かれ、楽しすぎて体力や時間そっちのけの旅になってしまったこと。
次回のツーリングでは、もう少しスケジュールに隙間を作ろう。
そして、日没までには家に帰ろう…。
【オマケ】
中四国地方の代表格の山の標高を調べてみました。
・石鎚山(愛媛県) 1,982m(四国地方最高峰、西日本最高峰)
・剣山(徳島県) 1,955m
・大山(鳥取県) 1,729m(中国地方最高峰)
本土より四国の山の方が高かったとは意外でした。
そして、UFOラインも結構高かったんですね!
・UFOライン(愛媛県と高知県の県境) 最高地点1,690m
・四国カルスト(愛媛県と高知県の県境) 最高地点1,485m
まだまだ知らない魅力が四国にはいっぱいありそうです。
これからも探索し続けて行こうと思います♪