最近、知久寿焼にハマっている。
知久寿焼とは、1990年代頃に「たま」というバンドでギターを弾きながら歌ってた人です。
以前もここ(音楽カテゴリー)で「たま」の事を書いたけれど、その後、たまの曲を改めて聞いてるうちに、知久さんの曲にハマって行ってしまった。
(ブログを見直すと前回の記事は2年前に書いてたので、ハマるまでに二年かかっている…。
やっぱりそれだけ知久ワールドはアクが強いんですわ。)
たまの曲は、メンバー4人がそれぞれ作曲をしていて、自分の曲は自分で歌う形を取っているので、わかりやすい。
約30年前の曲をいま聞いてみて、知久さんて凄いなぁ〜と思った。
(30年前の私にはわからなかった。洋楽かぶれしてたので。汗)
曲も凄いけど、歌も凄い。
知久さんの歌を歌おうと思うと、すごく難しい。
ふざけて歌ってる様で、実はコントロールが難しい歌い方だ。
上手に声を操っていると思う。
たまのアルバムも、知久寿焼のソロアルバムも聞いたけど、最近聞いた中でびっくりした曲があった。
「鐘の歌」という曲である。
この曲を最初のたま時代に聞いていたら、ファンになってたかもしれない。
けど、今になって初めて聞いてしまい、いろいろとショックを受けている。
最初、YouTubeでギターソロバージョンを見つけてしまったんだけど、この時まだ たまの曲だという事を知らずに聞いて、クラッシックの曲なのかと思った。
(別の動画でシーベックシーモアとか弾いてたので)
調べたら、元々たまのアルバムに入ってた曲で、当時の映像を見ると知久さんが歌ってて、さらに感動した。w
ギターソロとは違った原曲の世界観に衝撃を受けた。
なにこの曲。全体的に凄すぎ。
間奏〜後半のベースのメロディーもすごく好き。
「魚釣りに行っちゃったのだから」って…なにそれ、すごいわぁ。
で、知久さんは、たま解散後、ソロとして新しい曲をたくさん作り、テレビ番組やCMや映画などから依頼があるくらい人気で、昔の歌なんて歌わなくても良いくらいお仕事してると思うのですが、今でも たま時代の曲も歌い続けている。(昔からのファンは嬉しいだろうね)
「同じ作業をするのが性に合っている」と何かで言ってたが、凄いのは、若い頃に歌ってた歌を今も原曲キーで歌える事だ。
そのお歳で、そんな高い声が出るなんて素晴らしい。
この知久ギターの音がまた良いんだ。しかも上手い。
歌も演奏も、知久さんにギターを教えてくれた、流しの叔父さんの良さをちゃんと受け継いでらっしゃると思います。
(今の時代の人に「流し」って わかるのかな?w)
近年もますます活躍してる知久さま。(もう、様って言っちゃうw)
癒される曲だよね〜。
映像も良いよね〜。
だけど、こういう草っ原を歩いてたらマダニが知久さんの足袋に付くんではないかと、マダニに3回噛まれた女は心配でしょうがないのら。
しかし、年を重ねて なお良い声になられましたね。
さらに
今度また映画で曲が使われるそうです。
映画「川っぺりムコリッタ」のメイキング。
こんな風に、人前ですぐ歌えちゃうってのも、かっこいいです。
(映画では、歌なしの、パスカルズの演奏での挿入歌になるそうです。)
ちなみに、映画には知久さんも友情出演してるそうです。
ホームレス役で。www
失礼だけど、適役なのではないかと。いや、いい意味でですょ!!
絶対見る〜〜〜
YouTubeで知久さんのいろんな動画を見たけど、なんかとっても人柄が良さそうで、良い歳の取り方をしてらっしゃるなぁと思いました。
見習わないとなぁ。
そんでもって、すっかりファンになっちゃったので、おねーに知久さんのDVDを買うてもらいました。
最高でした。ありがとう、おねー。
ギターの6弦を緩めてドラムがわりにするのは初めて見ました。
YouTubeでも、イベントの中でやってるのがありました。
興味ある方はどうぞ。
↓ 29:40から。
知久さま、お酒を飲みながら歌ってる動画が多いのですが(汗)、よく出来るなぁ…すごいなぁと思っちゃいます。
DVDの方では、知久ギター制作の事についても語られてます。
いっぱい曲が入ってるので、飽きるまで車で聴き続けようと思っています。